あべのハルカス(大阪市阿倍野区)の展望台「ハルカス300」で来年1月1日、「初日の出観賞特別営業」を実施する。
ハルカスがグランドオープンした翌年の2015(平成27)年から毎年実施している恒例イベント。今年は屋上ヘリポートでのプレミアムコースに70人、展望台でのレギュラーコースに450人の定員を設けて実施したが、来年は新型コロナウイルス感染防止対策として37人に限定して実施する。
プランは「くつろぎ快適観賞コース(定員13人)」と「プレミアムヘリポート観賞コース(定員24人)」の2コース。「くつろぎ快適観賞コース」は、60階「天上回廊」の屋内でゆったりとソファで雑煮や熱かんをその場で食べながら初日の出を観賞する。「プレミアムヘリポート観賞コース」は、最頂上部のヘリポートで初日の出を観賞できるほか、観賞後は58階「天空庭園」の屋外空間に設置された「こたつ席」でおせち料理や雑煮、熱かんが楽しめる。
そのほか、58階「天空庭園」に阿倍王子神社の分社を設置し、コロナ禍における分散参拝の様式を取り入れた「初詣」が行えるほか、厄病退治や幸せを招くとして古くより伝えられている「獅子舞巡行」も実施する。
料金(Go To イベント対象)は「くつろぎ快適観賞コース」=8,800円→7,040円、「プレミアムヘリポート観賞コース」=1万800円→8,800円。ハルカス300の公式サイトで11月28日9時から先着順で受け付ける。ヘリポート鑑賞コースのみ1人の利用不可。