展覧会「国宝東塔大修理落慶記念 薬師寺展」が2月28日、あべのハルカス美術館（大阪市阿倍野区、あべのハルカス16階）で始まる。

あべのハルカス美術館で「薬師寺展」

　2009（平成21）年から解体修理が行われ、今年4月に落慶法要を迎える薬師寺（奈良県）東塔の大修理落慶記念で開催。東塔の頂を飾っていた水煙や建築資料、特別展示となる聖観音菩薩立像（国宝）や吉祥天女像（国宝）、四天王寺立像（重要文化財）などの創建以来伝えられてきた寺宝、同寺に伝わった法相教学に関わる文化財を紹介する。音声ガイド（貸出価格＝600円）は女優の松下奈緒さんが務める。

　開館時間は10時～20時（月曜・土曜・日曜・祝日は18時閉館）。観覧料は、一般＝1,400円、高大生＝1,000円、小中生＝500円。3月2日・23日は休館。4月19日まで。

　※新型コロナウイルス対策により、臨時休業中。（2月29日発表）