奇祭「セルフ祭」が9月14日、通天閣近くの商店街「新世界市場」(大阪市浪速区)で始まった。
2012(平成24)年にシャッター街になりつつある新世界市場を盛り上げようと始まり、今回で15回目。誰でも参加OKを掲げる「21世紀の奇祭」として、奇抜な仮装した人が集まり、奇妙な儀式などで非日常的な空間を創出する。
当日は、「ふんどしテープカット」で始まり、仮装した人たちを並べる「人並べの儀式」や「仮装散歩」などが行われ、来場者を騒然とさせた。会場では、個性的なブースが並び、飛び入りステージなども展開する。
東京から来たという「愛ぱーせんとピンク」の佳菜さんは手作りの洋服を販売。「(セルフ祭のイメージは)カオス。憧れの祭りに出店できてうれしい。いろんな方と会えるのが楽しみ」と微笑む。
代表のきのぴーさんは「思い通りの儀式ができた。明日はネパール昔ばなしという新企画もある」と来場を呼び掛けた。
開催時間は10時~18時。入場無料。今月15日まで。