特別展「フェルメール展」が来年2月16日、大阪市立美術館(大阪市天王寺区、天王寺公園内)で始まる。
現存する作品が35点といわれ、その希少性と神秘的な魅力から世界屈指の人気を誇る17世紀のオランダ絵画の黄金期を代表する画家ヨハネス・フェルメール(1632-1675年)の展覧会。現在、上野の森美術館(東京都台東区)で開催中の「フェルメール展」は連日多くの来場者でにぎわっている。
大阪での「フェルメール展」は、大阪市立美術館で開かれた「フェルメールとその時代」以来19年ぶり。前回は5点の展示で、約60万人を集めた。
今回の大阪展では、日本初公開となる「取り持ち女」、大阪展のみ展示の「恋文」など西日本過去最多となるフェルメール作品6点を展示。そのほか、ハブリエル・メツー、ピーテル・デ・ホーホ、ヤン・ステーンらオランダ同時代の絵画45点も展示する。
入館料(前売り)は、一般=1,800円(1,600円)、高校生・大学生=1,500円(1,300円)。中学生以下、障害手帳提示は無料。2月18日・25日、3月4日・11日・18日は休館。5月12日まで。