あべのハルカス美術館(大阪市阿倍野区、あべのハルカス16階)が10月11日、累計来館者数が200万人を達成した。
同館は2014年3月7日に開館。これまで、「スター・ウォーズ」「ピカソ」「ジブリの立体建造物」「葛飾北斎」などの展覧会を開いてきた。現在は、初代「黄金の顔」や岡本太郎の芸術作品などを展示する「太陽の塔」展が開かれている。
当日は記念セレモニーが開かれ、ゲストとして女優の三船美佳さん、ハルカス300(展望台)のキャラクター「あべのべあ」が登場。200万人目の来館者となった薬丸泰平さんには、浅野秀剛館長から記念品が贈られた。
浅野館長は「(2017年4月の)100万人から200万人は早かった。ハルカスは近鉄グループが建てた建物なので、近鉄沿線に関係ある美術展を毎年一つやっていこうと考えている。世界、日本の魅力的な美術品の展覧会、エンターテインメント性の強い大人と子どもが一緒に楽しめるものも毎年する。一人でも多くの人に喜んでもらえるようがんばります」とあいさつ。
三船さんは「あべのハルカスにはよく来る」と明かし、「詳しくないけど美術が大好き。足を運んで自分の目で芸術作品と触れ合うことはすてきなこと。こんな街中で駅の上にある美術館で見ることができるのはすごい。またすぐにお邪魔したい」と話した。