四天王寺の支院「愛染堂・勝鬘院(あいぜんどう しょうまんいん)」(大阪市天王寺区夕陽丘町)で6月30日~7月2日、「愛染まつり」が開かれる。
天神祭・住吉祭と共に大阪三大夏祭りの一つといわれる「愛染まつり」。聖徳太子が593年に開いた最古の夏祭りとも伝えられている。初日に公募で選ばれた愛染娘12人(留学生枠2人含む)が宝恵駕籠(ほえかご)に乗って谷町筋を練り歩く「宝恵駕籠パレード」が行われる。
6月24日にはあべちかでPRイベントが開かれた。愛染娘らは「今年は1日・2日が土曜・日曜なので来やすい」など、同祭への来場を呼び掛けた。音大に通いながらジャズサックスプレーヤーとしても活動している岸本美咲さんはサックスの演奏を披露。祭りのステージイベントに連日出演する「愛染女組」も「愛染パラパラ」などのパフォーマンスを行った。
30日の宝恵駕籠パレードは、あべのキューズモール(阿倍野区)で11時30分から開会式を行い、愛染堂には14時ごろに到着予定。祭り期間中は境内で17時30分~21時に演芸大会を予定する。