通天閣(大阪市浪速区)が夏至の日の6月21日、夜間に点灯するネオン広告を消灯した。
環境省が地球温暖化の防止のため、ライトアップ施設や家庭の消灯を呼び掛ける「CO2削減/ライトダウンキャンペーン」(啓発期間は6月21日~7月7日)に、通天閣を運営する通天閣観光(同)と広告スポンサーの日立製作所(東京都千代田区)が趣旨に賛同し、2003年から消灯を通じて同キャンペーンに参加している。
通天閣のネオン広告は、日立が1957(昭和32)年から掲出している大阪の名物的な存在。通天閣が60周年を迎えた昨年から全面リニューアル工事に入り、今年の2月10日(ツーテンの日)に再点灯していた。ネオン広告の規模は縦45メートル×横5.2メートル×4面。ネオン管総本数は1940本、LED総数は3万2579個。
消灯はクールアース・デーとなる7月7日も行う。