シャープ田辺ビル、建て替えで自社ビルとマンション建設へ

シャープ田辺ビル

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 シャープ(大阪市堺市)と野村不動産(東京都新宿区)は5月25日、シャープ田辺ビル(大阪市阿倍野区西田辺1)の敷地を利用して住宅とオフィスを核とした「シャープ スマートタウン(仮称)構想」の検討を共同で進めると発表した。

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 シャープ田辺ビルのある旧本社地区は、関東大震災で東京の工場を失った創業者の早川徳次が再起を図り、1924(大正13)年に「早川金属工業研究所」を創設した場所。本社は2016年7月に堺工場(堺市堺区)へ移した。経営再建の一環で旧本社ビルはニトリ、田辺ビルはNTT都市開発にそれぞれ売却したが、2016年11月に田辺ビルを買い戻していた。

 シャープはスマートオフィス構想を盛り込んだ中核拠点となる自社ビルの建設、野村不動産は両社の強みを結集させた先端のスマートマンションの建設を目指すという。

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