大阪芸術大学スカイキャンパス(大阪市阿倍野区、あべのハルカス24階)で5月20日、墨絵アーティスト茂本ヒデキチさんの個展「茂本ヒデキチ墨絵集大成展『墨流』」が始まった。
大阪芸大デザイン学科出身の茂本さんの代表的な作品の原画やポスターなど100点以上を展示する同展。2020年に向けたオリンピック・パラリンピックの競技を描いた新作墨絵、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのユニバーサル・クールジャパン2017のビジュアルなどを展示するほか、3Dプロジェクションマッピングで知られるネイキッドとコラボした映像も上映する。
5月24日は、茂本さんと増田明美さん(大阪芸術大学教授・スポーツジャーナリスト)のトークイベント「アスリートとアーティスト、それぞれの目線からクールジャパンを発信!」も開く。開催時間は17時30分~18時30分(当日先着100人)。
初日は茂本さんによる墨絵ライブペインティングも行われ、多くの来場者の前で3枚の絵を約30分で描き上げた。
茂本さんは「大阪初にしてこれまで経験したことのない大個展。これまでの集大成としてポスターとか原画を蔵出しする。期間が長いので、差し替えしたりして見応えのある個展にしたい」と話し、「ラジオに出演したときにこの会場を見てぜひやらせてほしいと言った。立派な個展になってうれしい」とも。
開催時間は11時~19時。月曜と6月21日は休館。入場無料。7月2日まで。