阿倍野・天王寺の商業施設などで5月14日、音楽ライブのサーキットフェス「ABETEN STREET BUTTERFLY 2017」が開かれた。
かつてはストリートライブが盛んで著名なミュージシャンを輩出した同エリアを、「ストリートライブの聖地」として認識してもらい、地域活性化にもつなげようと昨年初開催された同フェス。今年は、あべのキューズモール、あべのハルカス、Hoop、天王寺公園エントランスエリアてんしば、天王寺ミオなど11カ所を会場に61組のアーティストが出演。あべのルシアスでは、地元7高校の軽音楽部も出演した。
天候に恵まれた当日は、各会場に多くの人が観覧に訪れて盛り上がりを見せた。天王寺駅周辺はパンフレット片手に会場を回る人が目立った。
中川伸明実行委員長は「たくさんの方にご来場頂き、阿倍野・天王寺がミュージシャンの音色に包まれた」と振り返り、「イベントをきっかけに阿倍野・天王寺やミュージシャンのライブに足を運んでいただければうれしい。昨年より出演者、会場共に増えたことにより見えた景色や内容を元に、次年度に向け組み立てる」とも。