JR天王寺駅中央改札前で11月4日、聖和小学校の4年生83人がダンボールをまとった「あいさつ自動販売機」で利用者に元気なあいさつを行った。
JR天王寺駅中央改札前で「あいさつ自動販売機」を行った児童ら
ケーブルインターネット「ZAQ(ザック)」を運営するテクノロジーネットワークス(東京都千代田区)が運営するプロジェクト「ユメコラボ」がサポートしている「あいさつ自動販売機」。児童が街を行き交う人にあいさつをする機会を増やしたいと考案された。7月には桃谷駅前商店街でも実施。
当日は、ダンボールで作った「あいさつ自動販売機」20個を用意。中に児童が交代で入り、他の児童はチラシや「あいさつカード」を配り通行人に利用を呼び掛けた。あいさつカードを入れると「その靴似合っていますね」「劇的な一日を」「魅力的な服ですね」などのあいさつと、「あいさつを広めてください」と元気に話した。自販機は多くの人が利用し、終止和やかな雰囲気に包まれた。
利用者には、UHA味覚糖から提供された「シゲキックス」を進呈。中には「こんな気持ちの良いあいさつをしてくれたのに私の方がお礼しないと」の声も。
同校教諭の金大竜さんは「初めは人の多さに緊張していたが時間とともに笑顔であいさつができていた」と振り返った。