通天閣近くのギャラリー「アトリエ1616」(大阪市浪速区恵美須東1)で9月8日、企画展「第一回 なにわ妖隗祭」が始まった。
プロのイラストレーターや妖怪研究家など7人が手掛けた妖怪を表現したイラスト、絵画などを展示する同展。大阪デザイナー専門学校生のイラストや造形などの作品も並ぶほか、会場でポストカードなどを販売する。
同展に併せて、妖怪版の百人一首「百怪一首」も用意。同11日14時~、13日12時~、15時~に体験できる。12日17時から、日本妖怪研究所の亀井澄夫所長が大阪の不思議スポットを中心に語るトークショーも開く。
主催者のイラストレーターなんばきびさんは「一般の人が楽しめる妖怪のイベントを大阪で開きたいと思っていた。日本古来の考え方で長い年月を超えると『つくも神』という妖怪になる。(2012年に)100周年を迎えた新世界で一回だけでなく広げていきたい」と話す。
開廊時間は11時~19時(最終日は17時まで)。入場料は、大人(パンフレット付き)=500円、小学生以下(塗り絵付き)=100円。今月13日まで。