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大阪夏祭りの始まり「愛染まつり」 愛染娘がPR

愛染まつりをPRする愛染娘

愛染まつりをPRする愛染娘

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 四天王寺の支院「愛染堂・勝鬘院(あいぜんどう しょうまんいん)」(大阪市天王寺区夕陽丘町)で6月30日~7月2日、「愛染まつり」が開かれる。

浴衣姿の愛染娘

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 愛染まつりは、関西で最初に浴衣を着ることから別名「浴衣まつり」。「大阪の夏祭りは愛染さんで始まって住吉さん(住吉祭)で終わる」といわれ、聖徳太子が593年に開いた最古の夏祭りとも伝えられている。初日に愛染娘が宝恵駕籠(ほえかご)に乗って谷町筋を練り歩く「宝恵駕籠パレード」と、境内の多宝塔の前で「駕籠あげ」を行うのが恒例。今年3月、大阪市指定無形民俗文化財に指定された。

 愛染娘は、公募で集まった283人から選ばれた鶴田彩奈さん、日下梨絵さん、松田江利香さん、羽田優里奈さん、池田玲南さん、川上華奈さん、大北章薫さん、中西綾女さん、西川真由さん、田川茜さんの10人に留学生枠の2人が加わる。

 愛染堂に6月18日、マスコミ各社に出向いて広報活動を行う愛染娘らが集まった。日下さんは「文化財に登録されて初めての愛染まつり。笑顔をたくさん届けて皆さんが笑顔で帰ってほしい」、大北さんは「(7月1日に予定する)愛染娘コンテストはレベルの高いマジックもあるので見てほしい」と、それぞれ話す。

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