和宗総本山・四天王寺(大阪市天王寺区)聖霊院絵堂で4月16日、「聖徳太子御絵伝特別御開扉(かいひ)」が始まった。
1983(昭和58)年に再建した同寺絵堂。画家の杉本健吉さん(故人)が6年がかりで描いた「聖徳太子御絵伝障壁画」が奉納されており、毎月22日に開扉している。特別開扉は聖徳太子1400年御聖忌記念事業の一環。
期間中、13時と15時の2回、僧侶が壁画に描かれた場面のエピソードなどを物語風に節をつけて解説する同寺伝統の「絵解き」(所要時間=約1時間)を行うほか、来場者にポストカードを進呈する。
開催時間は8時30分~16時30分。拝観無料。今月30日まで。