日本一の超高層ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)周辺の5会場で3月8日・9日、アカペライベント「Welcoming アベノ・天王寺 アカペラ★スプリングLIVE ラッシュ!!」が開催された。
Hoop1階、あべのキューズタウン2階、ルシアスビル1階、JR天王寺駅前、天王寺公園前を会場に、プロのアカペラアーティスト12組がライブを開いた。近畿日本鉄道、東急不動産、JR西日本が阿倍野・天王寺のイメージ向上を目的に組織するWelcoming アベノ・天王寺キャンペーン事務局が主催。本年度は「アベノ・天王寺エリア アカペラタウン化計画」をテーマにさまざまなアカペライベントを展開し、昨年5月には同エリアをアカペラで盛り上がる6人組「アベノ★ボーイズ」も結成。今回のイベントが集大成となった。
最終日はHoopで、当日出演したアベノ★ボーイズなど6組とゲストのつのだ☆ひろさんがフィナーレステージを開いた。つのださんはヒット曲「メリージェーン」やR&Bのメドレーなどを披露。最後にアベノ★ボーイズが歌う「あべの♪天王寺のうた」に合わせて出演者と観覧客が一緒に歌ってフィナーレを飾った。観覧客数は2日間で計5150人。
つのださんは「すばらしいイベントだった。アカペラというムーブメントがあり、続けていることがうらやましい。今日は(あべのハルカスの)マリオットホテルに泊まるので楽しみ」。アベノ★ボーイズは「徐々に街がライブ文化みたいなものを受け入れてもらえる土壌ができてきたと感じた」と話した。