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阪堺電車、全線でICカード「PiTaPa」 導入へ-割引サービスも

阪堺電車の低床式車両「堺トラム」

阪堺電車の低床式車両「堺トラム」

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 大阪唯一の路面電車を運行している阪堺電気軌道は3月10日、「スルッとKANSAI」が提供するIC決済サービス「PiTaPA(ピタパ)」を4月1日から全線で導入すると発表した。

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 乗車時にピタパのカード利用で、利用額割引(登録不要)と登録型割引を実施する。交通系ICカードの全国相互サービスにも対応。ピタパはカード1枚で電車・バスの利用やショッピングなどの支払いに使える後払い(ポストペイ)式のIC決済サービス。

 利用額割引は大人の場合、1カ月間(1日~月末)の利用額が1,801円~2,000円までは1,800円になり、2,001円以上は10パーセント割引が適用される。

 登録型割引は事前に利用駅を登録することで、駅間に応じた上限運賃が適用される。天王寺駅前~帝塚山三丁目間を登録し、天王寺駅前で乗車して姫松で降車した場合は大人=180円(通常は200円均一)となり、上限運賃額が7,660円(定期は8,420円)となる。登録は「PiTaPa倶楽部」のホームページで今月18日から受け付ける。登録無料。

 そのほか、阪堺電車と南海バスの乗り継ぎ割引サービスも実施。阪堺電車から南海バス(南海バスから阪堺電車も)に乗車して、2時間以内に降車(先払い方式のバスは乗車)した場合は大人=50円(小児=20円)の割引が適用される。対象は南海バスの堺市内北部・中部の路線のみ。

 阪堺電車は今月1日、昨年8月から浜寺駅前~我孫子道間で運行している低床式車両「堺トラム」が、日本一の超高層ビル「あべのハルカス」前となる天王寺駅前への乗り入れも始めた。

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