近鉄百貨店は3月13日、ファッションビル「Hoop」(大阪市阿倍野区阿倍野筋1)の春からのリニューアル計画を発表した。
同ビルは昨年春から、隣接する建設中の日本一高いビル「あべのハルカス」の2014年春に予定するグランドオープンに合わせて大規模リニューアルに着手。これまで飲食店などの入れ替えを行っている。
今回の第1弾として4月、2階にGAP社の「バナナ リパブリック」(メンズ・レディス)、5階に「ABCマート」(シューズ)。5月下旬から6月下旬にかけて、3階にラルフローレンのカジュアルライン「デニム&サプライ ラルフローレン」(メンズ・レディス)、「マスターピース」(バッグ・洋品雑貨)、「オニツカタイガー」(スポーツシューズ)、7月下旬に「アヴィレックス」「ステューシー」(メンズ・レディス)がそれぞれオープンを予定する。
あべのハルカス(タワー館)には今年6月、近鉄百貨店阿倍野本店が「あべのハルカス近鉄本店」に名称変更して先行オープン予定。グランドオープン時にはヤング層向けの駅ビル型ファッションゾーン「あべのパッセ(仮称)」に100店が出店予定。現在、Hoopとハルカスをつなぐ階段通路の新設工事も行われている。
Hoopの今回リニューアル総投資額は約1億円。年間増収目標は6億5,000万円。