通天閣近くの「ビリケン神社」(大阪市浪速区恵美須東3)で1月25日、串カツの串を願い袋に入れてお参りする「新世界・串勝参り」が始まった。
同神社を運営する新世界串かつ振興会が、串カツの串が「何でも通す」にちなんで、願いも「通す」という意味で企画した。同会の串カツ店14店で願い袋を配布。願い袋は、「恋勝」「就勝」「受験に勝つ」と記入式の「○○勝」の4種類。食べた後の串カツの串を入れて同神社に奉納する。
初日は、新世界の串カツをPRするキャラクター「くしたん」が第1号としてお参りした。くしたんが奉納したのは「恋勝」で、相手は内緒だという。
同神社は、新世界の基となった遊園地「ルナパーク」で閉園時に行方不明になったビリケンさん(初代)が鎮座していたビリケン堂の辺り。新世界が100周年を迎えたことを記念して、昨年8月に開設された。ビリケンさんのブロンズ像が鎮座している。