通天閣(大阪市浪速区)スタジオ210で敬老の日の9月19日、大阪のご当地アイドル「オバチャーン」がライブなどを行うイベント「わくわくオバチャーンランド14 ~高齢社会について考える~」を開いた。
2013年に結成され、アニマル柄の衣装やおせっかいで絡んでくるのが特徴で度々メディアをにぎやかしている。メンバー13人の平均年齢が65歳以上の高齢アイドルだ。
7月4日に新曲「オバパ!~ヤなこと忘れてオバパーテー~」をリリースしたが、メンバーが振り付けなどを覚えるのに時間がかかってしまい、ミュージックビデオは約1カ月半遅れの9月4日に発表した。
当日は開演前に満席となり、立ち見客も出るほどの盛況の中で新曲などを披露したほか、大阪のおばちゃんらしいトークで盛り上げた。会場は通天閣の入り口となる地下にあり、休日で普段より多く訪れていた観光客にメンバーは「オバチャーンを覚えて帰って」とPRした。
センターを務める舟井栄子さんは「来年も再来年もこのままの調子で元気にライブしたい。できるだけ長くやりたい。あの世行くまで」と話す。
岐阜県から来たという姉妹はオバチャーンを一目で気に入ってCDとTシャツを購入。「オバチャーンはめちゃくちゃ元気。岐阜にはいない」と話し、CDに付いている人生相談券を使ってメンバーに恋愛相談をしていた。