通天閣(大阪市浪速区)は3月10日、「ライトアップ in グリーン運動」に参加して夜間に点灯するネオンを緑色にライトアップした。
日本緑内障学会が世界緑内障週間(3月6日~12日)に合わせて展開する同運動。昨年の試験実施で始まり、今年は全国18都市20カ所のランドマークでグリーンのライトアップを行う。
緑内障は日本の中途失明原因の1位の疾患だが、早期に発見して治療すれば失明に至る可能性を減らすことができるという。緑内障は初期の自覚症状が少ないといい、同会は一般の人にこの疾患の存在を知ってもらおうと啓発活動を展開している。
通天閣のネオンは通常、季節に応じた色で点灯。1月~2月は雪をイメージした白色、3月~4月は桜をイメージした桜色、5月~6月は若葉をイメージした緑色、7月~8月は海・空をイメージした水色、9月~11月は稲穂をイメージした金色、12月はもみの木をイメージした青緑色に、それぞれライトアップしている。点灯時間は日没~23時。