天王寺動物園(大阪市天王寺区)が開園100周年を迎えた1月1日、昨年に続き元日に臨時開園した。
同園は1915(大正4)年1月1日に日本で3番目の動物園として開園(当初の名称は大阪市立動物園)。現在は約11ヘクタールの園内に動物約200種の約900頭が飼育されている。
昨年は、1950(昭和25)年から同園で飼育されていたアジアゾウの春子(雌、推定年齢66歳)が7月30日に死んだが、11月25日にホッキョクグマのゴーゴ(雄、10歳)とバフィン(雌、23歳)の間に待望の赤ちゃんが生まれる明るいニュースもあった。
当日は、開園前に約600人が新世界ゲート前に並び、「天王寺動物園100周年PR隊」のPR隊長・ミミナガヤギのメイちゃん、西岡獣医、 改革担当・牧部長が来園者を出迎えた。ライブイベントや普段は入ることができないゾウやチンパンジーの放飼場に入れる企画なども実施する。