クレオ大阪南(大阪市立男女共同参画センター南部館、平野区喜連西6)が今夏、大阪市内南エリアの小学6年生向けのプログラム「12歳のハローワーク はたらく楽しさ、発見しよう」を実施している。
公募で集まった約100人が、さまざまな業種の15カ所の事業所で仕事を体験する同企画。これまで「クレオ大阪の舞台で照明・音響設備の体験」「アカチャンホンポ あべのイトーヨーカドー店で接客体験」「平野消防署で消火体験」「通天閣で記念撮影の補助」などが実施された。
クレオ大阪・天王寺動物園・通天閣で計8人が参加した「あべの経済新聞編集部が指導する記者体験」も。通天閣では8月4日、3人が同塔を運営する通天閣観光の高井隆光副社長にインタビューし、「何で通天閣にビリケンさんがいるの?」「ビリケンさんは何を基に作られたの?」などと質問。高井副社長は「ビリケンさんはアメリカ生まれ。通天閣に復活した時、最初はあまり見向きもされなかった」などのエピソードを披露し、子どもたちは記事作成に向けてノートに書き留めた。作成した記事は9月に発行するフリーペーパー「月刊あべの経済新聞」に掲載予定。