新世界（大阪市浪速区）で6月1日、大阪のプロレス団体「プロレスリング紫焔」が無料興行を行った。

ドングリー藤江選手のムーンサルトプレス

　通天閣が見える屋外にリングを特設した同興行。同所で度々開かれ、回を重ねるごとに観客が増えている。会場警備は新世界町会連合会が協力し、大会前に街中にポスターを貼るなど街がバックアップしている。

　当日は総勢12選手が出場して4試合が組まれた。観客数は約500人。激しい戦いに笑いの要素もあり、つっこみもある実況でさらに笑いを誘った。メーンイベントのタッグマッチでは、団体エースのキアイリュウケンエッちゃん選手が新世界で運行している観光人力車に乗って入場するなどして盛り上がった。試合後のマイクアピールで次回大会でのシングルマッチが決まるなど、殺伐とした雰囲気もあった。

　同団体は世界館（港区）で7月6日に有料興行、うえほんまちハイハイタウン（天王寺区）で7月20日に無料興行を、それぞれ予定する。