あべのハルカス近鉄本店(大阪市阿倍野区)2階ウエルカムガレリアで6月3日、「スーパークールビス2014」のキックオフイベントが開かれた。主催は環境省、日本百貨店協会。
スーパークールビズ2014 キックオフ・イベント in 大阪
2005年から始まった冷房時の室温が28度でも快適に過ごすライフスタイルを推進する「クールビズ」から進化させた「スーパークールビズ」を今月1日~9月30日、環境省が推進。軽装、勤務時間の朝型シフト、遮熱シートの活用、朝や夕方の打ち水、家族で一つの部屋に集まるなどを呼び掛けている。キックオフイベントは5月30日の東京を皮切りに全国6都市で開催する。
当日は、関西の百貨店8社の男女スタッフ計16人がモデルになって各店が薦めるクールビスのファッションショーで麻素材のシャツ、通気性の良いジャケットなどで登場。近畿日本鉄道・近鉄百貨店・ハルカス300(あべのハルカス)のスタッフはクールビズを意識した制服を披露。ゲストに元サッカー選手でスポーツキャスターの永島昭浩さんもが登場した。
環境省・近畿地方環境事務所長の水谷知生さんは「暑いときはエアコンをつけるのでなく、百貨店のような涼しい場所で過ごすなどエアコンの稼働台数を減らす取り組みを進めていただければ。ただ、熱中症には気をつけて」と呼び掛けた。永島さんは「自分の現役時代と違ってユニホームも進化した。普段の服装は周りの人に不快感を与えないように意識している。顔が暑苦しいので」などと話し、ワールドカップに出場するサッカー日本代表にも触れ「予想は2勝1分け、1位で予選通過」とも。