文の里中学校(大阪市阿倍野区美章園1)に4月24日、ラグビーのドリームチーム「アジア・パシフィック・ドラゴンズ(APD)」のメンバーが親善訪問し、同校のラグビー部員などに指導を行った。
APDは、香港を拠点に試合ごとにアジア、太平洋諸国の代表経験選手などを招待して編成するドリームチーム。もともとは2011年に東日本大震災の被災地支援で開催されたチャリティーマッチで結成された「アジア・パシフィック・バーバリアン」が前身。今月26日、近鉄花園ラグビー場で日本代表と対戦する。元日本代表キャプテンの箕内拓郎選手(NTTドコモレッドハリケーンズ)が今回のメンバーに招待されている。
当日、APDの選手ら16人の来校を吹奏楽部が演奏して迎えた。同校や阿倍野中学校などのラグビー部員約70人に約1時間かけて指導を行ったほか、サインや記念撮影にも応じた。
元オールブラックスでAPDのヘッドコーチを務めるタナ・ウマガさんは「素晴らしいイベントに参加できた。真剣で楽しそうにしていたのでうれしかった。これからもラグビーを続けてほしい。しっかり勉強して先生と両親の言うことを聞いてください」とエールを送った。
APDからサイン入りジャージー、部員からは記念のエンブレムを贈った。部員らは「楽しかった」「大きくて強そうだった」などの声が聞かれた。
今回の訪問はAPDとジャパンマッチスポンサー契約を締結したバッグ・小物ブランド「Think Bee!(シンク ビー)」 を展開する「はちや」(阪南町1)などが企画した。