国際与信判定AIの開発を行うDwilar, Inc.（代表取締役社長：中村嘉孝、本社：米国デラウェア州、以下当社）は、2024年10月から参加してきたBerkeley Skydeckプログラムに於いて、IPP Showcaseにて登壇する１４社のファイナリストの内の１社に選出されたことをお知らせいたします。

・事業概要
当社は不動産取引領域を中心にFintech事業をグローバルに展開し、国際取引に於ける与信判定を行う独自のAIを開発しています。現在は、フォーカスマーケットとして海外富裕層向けの日本不動産投資・ローン付与事業に取り組んでいます。

グローバル化の進展と共に国際不動産取引の市場は45兆円規模に達し、また世界の移民人口は2030年までに３億人を上回る見込みです。一方で国際投資家の70%以上が現地での与信を持たないことによって依然として国外での口座開設やローン取得に困難を抱えています。

特に日本は不動産市場に於いて世界２位の市場規模と世界最小の金利という市場としての魅力を持ちながら、不動産の外国人保有比率が極めて少ない国の一つであり、東京都内の物件のクロスボーダー取引が全体の10%前後と、NY ・パリの40%、ロンドンの60%と比較して大きなグローバル化の余地を残しています。

我々は、独自の与信判定AI技術を用いて、日本国内に於いて与信データを持たない顧客の円滑な不動産取引とローンの組成をサポートしています。



・「Berkeley SkyDeck」について
「Berkeley SkyDeck（バークレー・スカイデック）」とは、米国のカリフォルニア大学バークレー校が実施する、世界有数のスタートアップアクセラレータです。

同大学は各種世界大学ランキングで常に最上位に位置し、例えば「U.S. News & World Report」では世界第4位にランクインしています。また、2024年の「Pitchbook University Ranking」の調査では卒業生におけるVC調達を行ったスタートアップの数で世界第1位に輝きました。Apple共同創業者のスティーブ・ウォズニアック、Google元CEOのエリック・シュミット、ソフトバンクグループ代表取締役社長兼会長の孫正義など著名な起業家も多数卒業しています。



「Berkeley SkyDeck」は、その大学が持つ優秀な人材や優れた環境、リソースやネットワークに直結しているため大学発スタートアップやディープテックの支援に強みを有し、世界で注目を集める数々のテクノロジースタートアップを輩出しており、2024年の「Sanfrancisco Business Times」の調査ではシリコンバレーで最も優れたアクセラレーション・インキュベーションプログラムで第３位を獲得しています。




・「Pitch Showcase」について
「Berkeley Skydeck」ではプログラムの集大成として、100名以上のエンジェル投資家やベンチャーキャピタリスト、Skydeckのアドバイザー等を集めPitch Showcaseを開催します。世界中から集まった全100社以上の中から毎年10社程度を選出し、ピッチを行い上位入賞者に表彰を行います。



・ジェトロ「スタートアップシティ・アクセラレーションプログラム」について



JETRO（ジェトロ）は、内閣府等と連携し、全国のスタートアップ企業の海外展開を支援します。 本プログラムでは、スタートアップの成長支援で高い実績を誇る海外のトップアクセラレータと連携し、個々のスタートアップのニーズに合ったアクセラレーションプログラムを提供しています。
海外のトップアクセラレータと連携し個々のスタートアップ企業のニーズに合ったコースを提供し、参加企業は、幅広い有力講師陣による講義、世界トップレベルのメンターネットワーク、海外投資家やパートナー候補企業とのマッチング等を通じ、米国に限らず世界規模での事業展開に向けた高い視点と海外へのコネクションを獲得することが期待されています。

本プログラムでは、スタートアップ企業の世界展開における資金調達・販路開拓・事業提携を目的とするDeep Techコースに当社が選定され、アクセラレーションプログラムに採択されました。


株式会社 Dwilar 会社概要
会社名：株式会社Dwilar（Dwilar, Inc.）
所在地：米国、日本
代表取締役社長：中村嘉孝
事業内容：海外不動産投資マーケットプレイス・与信判定AI開発
ウェブサイト: http://dwilar.tech