リリース発行企業:特定非営利活動法人deleteC
認定NPO法人deleteC(デリート・シー/代表理事:小国?朗)は、みんなの力で、がんを治せる病気にすることをミッションに、ふだんの暮らしの中で、がん治療研究を応援する取り組み「deleteC大作戦」を9月に実施しています。今年は、「投稿」、「買い物」、「歩く」、「学び」の4つのカジュアルソーシャルアクション(CSA)※を柱に展開します。※カジュアルソーシャルアクション(以下、CSA)とは、「ふだんの暮らしの中でできることからはじめるかろやかなアクション」のことを指し、
deleteCが大切にしている考え方です。
9月20日には、学びが応援に!を掲げ、関西大学梅田キャンパス4階(大阪・大阪市)にて、“自分にもできることがきっとある。ニューコンセプト「カジュアルソーシャルアクション」を学んで、企てて、動いてみる。 ”をテーマとしたトークイベントを実施します。企業やアスリート、学生など、参加者によるワークショップも実施します。
イベント当日は、deleteC代表理事の小国士朗とdeleteCアンバサダーでレッドハリケーンズ大阪 チームコーディネーター の栗原大介、第62回日本癌治療学会学術集会 会長 藤原俊義が登壇し、がん治療研究の応援アクションに関するディスカッションを行います。ファシリテーターは、Jリーグなどスポーツと企業、行政、NPOを掛け合わせ、新しい社会価値の共創を得意とする上井雄太が務めます。
さらに、TSUTAYA BOOKSTORE 梅田MeRISEにおいては、9月1日~10月7日の期間中、店内にdeleteCコーナーを設置。deleteC公式キャラクター デデとデシーの限定グッズなどの販売も行います。
立場や世代を越えて、社会課題に軽やかに取り組むdeleteCの活動に、ぜひお気軽にご参加いただければと思います。
<イベント概要>
【タイトル】 deleteC大作戦 作戦会議 in 大阪~ビジネスパーソンやアスリート、医療者、学生が大集結~
【開催日時】2024年9月20日(金)19:30-21:00
【登壇者】 小国士朗(認定NPO法人deleteC)、栗原大介(deleteCアンバサダー) 藤原俊義(第62回日本癌治療学会学術集会 会長)、上井雄太(共創ファシリテーター)
【開催場所】関西大学梅田キャンパス4階 https://kandai-merise.jp/
【住所】 〒530-0014 大阪府大阪市北区鶴野町1番5号
【参加費】 一般参加チケット1,650円(税込)、高校生参加チケット550円(税込)
イベント参加券+ブックカバー(全4種類の中からランダムにお渡し)
【参加方法】以下リンクよりお申込みください。
https://eventmanager-plus.jp/get/4442bf6d0323ff7a738bdf54015a230d98b179ad951fe465f3fe11e0a3191260
参加申込み
<イベントの構成>
・deleteC大作戦の概要説明
・参加者のwhydeleteC?(レッドハリケーンズ大阪 チームコーディネーター 栗原大介)
・がん治療研究の今(第62回日本癌治療学会学術集会 会長 藤原俊義)
・投稿アクション SNS投稿参加企業の商品のCを消して、みんなでSNS一斉投稿の準備
・deleteC作戦会議 取り組みたいアクションや今後実現したいことをディスカッション
・集合写真
■登壇者プロフィール
小国士朗
小国士朗認定NPO法人deleteC 代表理事
株式会社小国士朗事務所 代表取締役
2003年NHKに入局。ドキュメンタリー番組を制作するかたわら、150万ダウンロードを記録したスマホアプリ「プロフェッショナル 私の流儀」の企画立案や世界150か国に配信された、認知症の人がホールスタッフをつとめる「注文をまちがえる料理店」などをてがける。2018年6月をもってNHKを退局し、現職。“にわかファン”という言葉を生んだ、ラグビーW杯のスポンサー企業アクティベーション「丸の内15丁目Project.」やみんなの力で、がんを治せる病気にするプロジェクト「deleteC」、高齢者が地域のサッカークラブのサポーターになって心身の健康を取り戻す「Be Supporters!」など、幅広いテーマで活動を展開している。著書に「笑える革命 ~笑えない社会課題の見え方が、ぐるりと変わるプロジェクト全解説~」(光文社)他。
栗原大介
栗原大介レッドハリケーンズ大阪 チームコーディネーター
1990年3月17日ニューヨーク生まれ。2歳から神奈川県は辻堂で育ち、湘南高校 を経て慶應義塾大学へ進学し、2012年よりラグビートップリーグ・NTTコミュニケーションズシャイニングアークスに入団。2022年NTTドコモ レッドハリケーンズ大阪に移籍。一般社団法人日本ラグビー選手会副会長を歴任。2024年選手引退後、現職。
藤原俊義
藤原俊義第62回日本癌治療学会学術集会 会長
岡山大学大学院 医?薬学総合研究科 消化器外科学 教授
30年以上、がんの遺伝子治療やウイルス療法など、新たな革新的医療技術開発に携わる。今年の10月に開催される第62回日本癌治療学会学術集会の会長として、「がんを知り、がんと向き合い、未来を生きる -Live for the future with facing cancer-」を学術集会のテーマに、準備をすすめている。
上井雄太
上井雄太ファシリテーター
2013年に株式会社フューチャーセッションズの掲げるビジョンに共感し入社。当時日本人最年少でIAF Certified Professional Facilitatorを取得。フューチャーセッションによる、新規事業創造や組織変革、まちづくりなどのプロジェクトに従事。 現在は、Jリーグ社会連携プロジェクト、ラグビー共創プロジェクトなどスポーツと企業、行政、NPOを掛け合わせ、新しい社会価値を創造するプロジェクトに携わる。deleteCでは共創ファシリテーターとして活動。
■TSUTAYA BOOKSTORE 梅田MeRISE
関西大学 梅田キャンパス内1・2F にある「TSUTAYA BOOKSTORE 梅田MeRISE」は、「心地よさ に出会える場所」をコンセプトに本や雑貨をセレクトし、多岐にわたる書籍を選ぶ時間を
ゆっくりとお楽しみいただける BOOK & CAFE スタイルの店舗です。
住所:〒530-0014 大阪府大阪市北区鶴野町 1 番 5 号
電話番号:06-6373-7373
【deleteC 大作戦 2024 のスローガン「毎日がCSA!」】
いつでもどこでも
かろやかにがん治療研究の応援ができる。
それが、カジュアルソーシャルアクション(CSA)。
世代や立場をこえて、
誰でもできる。
投稿するだけで、買うだけで、
いろんな方法でできる。
ひとつひとつは小さな営みでも、
あつまって、重なって、広がれば、
「がんを治せる病気にする」という
未来を手繰り寄せることができるはずだから。
ふだんの暮らしが、応援になる。
できることから、かろやかに、はじめよう。
【deleteC 代表理事小国?朗メッセージ】
5年目を迎える「deleteC大作戦」。去年までは「SNSの投稿をするだけで応援につながる」アクションを展開していましたが、今年は60を超える企業が参画し、一気に4つのカジュアルソーシャルアクション(CSA)を同時に大展開することになりました。「“投稿する”だけ」「“買う”だけ」「“歩く”だけ」「“学ぶ”だけ」。いずれも誰もが軽やかにできる“動詞”を大切にしています。
あまりにも大きな課題、テーマを前にするとどうしても足がすくんでしまって、「何かをしたい!」という思いがあってもなかなか一歩が踏み出せないものです。でも、カジュアルソーシャルアクションは、ふだんの暮らしの中で誰もが当たり前に行っている“動詞”ばかりですから、気負うことなくすっと一歩が踏み出せると思います。
以前、ある中学生がこんなことを言ってくれました。「deleteCと出会って、自分にもできることがあったんだと思えるようになりました」。いい言葉だなと思います。一人ひとりの力は微力かもしれませんが、たくさんの「自分にもできることがあった」が重なるときっと大きな力になっていくと信じています。今年のスローガンは「毎日がCSA!」です。毎日、どこかで、なにかのアクションががん治療研究の応援につながる1か月です。ぜひ一緒に、想いをのせて、軽やかにアクションをしていけたら嬉しいです。
【deleteC について】
deleteCは、誰もがふだんの暮らしの中でがん治療研究を応援できる仕組みをつくり、がん治療研究への寄付と啓発につながるカジュアルソーシャルアクションを通じて、1 日でも早く「がんを治せる病気にする日」を手繰り寄せることに貢献することを目的に、2019年に設立。2022年には、認定NPO法人として、東京都に承認されました。
具体的には、プロジェクトに参加する企業・団体が自身のブランドロゴや商品、またはサービス名から
Cancerの頭文字である「C」の文字を消したり、deleteCのロゴやコンセプトカラーを使うなどし、オリジナル商品・サービスを企画・提供します。購入金額の一部はdeleteCを通じて、医師・研究者が推進するがん治療研究に寄付(※)としてお渡しし、市民もがん治療研究の応援に参加できる仕組みをつくっています。
毎年秋には「deleteC 大作戦」と題し、投稿・拡散、買い物、歩く、学びなど4 つのCSA を通じて、がん治療研究を応援。2 月には「deleteC -HOPE-」を開催し、がん治療研究を推し進める医師・研究者に寄付をお渡しします。
寄付先となるがん治療研究については、公募を実施し、がん臨床試験の専門的知見を有する医師のほか、プロジェクト参加企業、deleteC医療リサーチチームといった多様な視点を持つメンバーで選考委員会を構成し、公正なる審査のもと、寄付先を決定します。現在は、参加企業・団体200 社を超える方々に支持されており、これまでに小児がん、子宮頸がん、胃がん、肺がん、乳がんなどの臨床専門医や基礎研究者、リサーチナースなど10名の医師・研究者に総額4,000万円以上を支援しています。
(※)寄付金は、がん治療研究及び、啓発コンテンツ制作費などdeleteC の活動に充てられます。
【取り組みのきっかけ】
日本では、毎年100 万人前後が新たにがんに罹患し、生涯 2 人に1 人はがんにかかり、4 人に1 人が命を落とすと言われています。早期診断・治療の時代が到来したものの、がんは相変わらず国民の死亡原因第1位です。このようながんを治せる病気にするために、日本のみならず世界の研究者達が日々研究を続けています。
deleteCは、医師・研究者の方々と対話を重ねる中で、その一つひとつの研究こそが、現状を変え、数年後、10 年後の未来を変える「希望の種」だと気付きました。がん診療・がん治療研究に携わる医師からdeleteCに「研究がなければ治療は始まらない」、「砂粒のような研究の積み重ねが大きな山を作る」、「今進めている研究が3 年後、5 年後、未来のがんを治せる病気にする希望につながる」、「生きたいと願う患者さんの想いにこたえたい」など、多くの声が寄せられています。治療研究の着実な積み重ねにより、不治の病と言われていたがんの治療成績は年々向上しています。手術や放射線治療技術の進歩に加えて、1990 年以降に分子標的薬が、2010 年代なかばには免疫チェックポイント阻害剤が登場し、近年では患者の遺伝子・細胞等を分析し、個々人に最適な治療法が選択できる「精密医
療(Precision Medicine)」が現実のものとなりつつあります。しかし、いまだ治療選択が極めて限られるがんも存在し、治せないがんも残っています。また、欧米で使える薬、治療法が国内では使えない場合があるといった課題や、日本のがん研究の予算が欧米に比べて少ないといった課題があります。
deleteCは、このような医師・研究者の想いや現状を受け止め、誰もがふだんの暮らしの中で、がん治療研究という「希望の種」を応援できる仕組みを作り、「がんを治せる病気にする日」を一日でも早く手繰り寄せるため、活動を進めています。
※「最新がん統計」国立研究開発法人国立がん研究センター
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html
【法人概要】
団体名 : 認定特定?営利活動法人deleteC
(2022年9月22日交付・認定番号4生都管第703号)
設立 : 2019年9月5日
代表 : 代表理事 小国?朗
事業内容 :
(1)ロゴ等を活用したがん啓発事業
(2)がん啓発イベント事業
(3)がん医学研究に対する寄付・助成事業
(4)がん医学研究に関する事業提供・啓発事業
(5)その他その目的を達成するために必要な事業
ホームページ :https://www.delete-c.com/