新世界(大阪市浪速区恵美須東)一帯で5月25日、ユニークな約30のプログラムを展開する複合アートイベント「ツムテンカク2012」が始まった。
初日から、新世界市場で寝ている人の写真100枚、オブジェなどアート作品の展示、パレードなどの「セルフ市場・祭」が始まった。
雨の影響で、新世界ゲートボール場の「TSUMUTENKAKU DESIGN STORE」「ツム展」「ロッカーショールーム」などが野外アート作品の設営に遅れが生じた。
会場周辺では、「ちんどん通信社」のチンドン屋、ゴスペルなどを歌う「ゲリラシスターズ」がパフォーマンスを披露するなど、イベントを盛り上げた。
翌26日・27日はさらに多くのプログラムを展開。ブサイクメークから究極の美を追求する「ブサイク☆チンェジ」と「ブサイク100人祭り」、見失ったバスを探すパフォーマンス「私のバスはどこですか?」、100脚のオリジナルチェアを展示する「ISU100TEN」、ミノムシに扮(ふん)し、木にぶら下がる「蓑虫なう」、アーティストが3会場を回るライブイベント「新世界 音騒動」、さまざまなアート商品などを販売する「超(SUPER)マーケット」、7人の大阪のおばちゃんが登場する「七人のオバハーン」など。
併せて、飲食店16店が参加する新世界初の飲み食べ歩きバルイベント「ジルバル」も始まった。企画したジルさんも街中を回りPR活動に努めている。