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小学生が作った「みんなの今の1歩」-新世界のアートイベントで展示へ

児童が「みんなの今の1歩」を制作

児童が「みんなの今の1歩」を制作

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 今年7月に100周年を迎える新世界(大阪市浪速区恵美須東)一帯で5月25日~27日に開かれるアート&デザインイベント「ツムテンカク」で、小学生が制作した「みんなの今の1歩」が展示される。

新世界・通天閣の100周年を祝うメッセージを書いた作品も

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 今月17日、恵美小学校(同区)4~6年生の児童66人が、板にくぎと毛糸を使い、それぞれの足型を制作。板には絵やメッセージを描いた。通天閣が立つ新世界も校区とあって、新世界100周年を祝うメッセージや通天閣の絵を描く児童も。同実行委員会のメンバーら5人がサポートした。同校の児童は昨年の同イベントでもさまざまな色のカラーボードを制作し、新世界市場で展示した。

 今年は、イベント「ツムテンカク」の一環として、「100人の100歩 ~ みんなのいと ~」と題し、作品を発表する。企画したのは、ディスプレイデザイナーの澤田直美さん。「新世界100周年。100年の間にはいろんな事があったと思う。昨年は、未曾有の震災もあり、人や自然の力をいろいろ感じた。今の自分や身の丈、自分を支える足。一歩は小さな一歩でも、たくさん集まれば大きな一歩、そして未来に繋がる小さな一歩一歩を板にくぎでしるし、糸で描くのが浮かんだ」と話す。

 展示場所は通天閣本通商店街のイベントスペース「新世界ルナストリート」。同小学校の児童作品に加え、「100作品」のうち残りのあと34作品は同所でのワークショップで制作し、参加も受け付ける。開催日時は26日・27日、10時~17時。

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