デザイナー・コシノジュンコさんの展覧会「コシノジュンコ 原点から現点」が11月23日、あべのハルカス美術館(大阪市阿倍野区、あべのハルカス16階)で始まる。
コシノさんが手がけた衣装やデザイン画をはじめ、写真パネルや演出映像など約200点を紹介する同展。衣装は1960(昭和35)年、新人デザイナーの登竜門とされる装苑賞を最年少で受賞したもの、日本万国博覧会(1970年大阪万博)のパビリオンユニホーム3点、和太鼓エンターテインメント集団「DRUM TAO」の衣装など。
大阪府岸和田市出身のコシノさんは「高校生の時に(ハルカス近くにある)大阪市立美術館に何度も行った。(展覧会名の)『原点から現点』の原点はここだと、ここに立って分かった。これも一つのご縁。ファッションを知らないとか興味がない人も関係なく、見たら何かが始まると思う」と話す。
開催時間は10時~20時(土曜~月曜・祝日は18時まで)。観覧料は、一般=1,700円、大高生=1,300円、中小生=500円。11月27日、12月31日、1月1日休館。2024年1月21日まで。