多様性やジェンダーレスをテーマにしたファッションショー「関西アライモ2023」が6月17日、近鉄大阪阿部野橋駅で停車中の電車内で開かれた。主催は関西アライモ実行委員会。
LGBTQ(性的少数者)を支持する人(アライ)を増やすことを目的にプライド月間(6月)に合わせて開催。同委員会は昨年、一昨年にもグランフロント大阪(大阪市北区)でファッションショーを開いた。
当日は、性的マイノリティーら26人がモデルとなって電車内をランウェーとして歩き、約170人が観覧した。あべのハルカス近鉄本店(阿倍野区)でトークショーも展開して、モデルと観覧客の交流する様子も見られた。
山本超基実行委員長は「公共の場(駅)で開催して、興味を持たれるきっかけになって良かった」と振り返り、「マジョリティーの人とマイノリティーの人が共存、共創、共栄できる共に分け隔てなく、共に幸せな社会を築けれるようにと常に考えている。互いに認め合えるようなイベントを続けたい」と意気込む。