恒例地域イベント「どっぷり、昭和町。」が昭和の日の4月29日、大阪市阿倍野区の昭和町かいわいで開かれる。
「昭和の日に昭和町にある昭和の建築で昭和を味わう」をコンセプトに、昭和町駅近くの登録有形文化財「寺西家阿倍野長屋」で2006(平成18)年に始まった同イベント。年々会場やプログラムが増えて規模が大きくなっていたが、新型コロナウイルス感染症の影響で本格的な開催は4年ぶりとなる。
当日は桃ヶ池公園でマーケットや音楽ライブ、阪南中公園でステージイベントやワークショップ、寺西家阿倍野長屋前で飲食ブースなど約35のプログラムを地域全体で展開する。
今回はイベント開催費用捻出と実行委員会を法人化する目的で、クラウドファンディングも4月25日23時まで行う。
実行委員長の四井恵介さんは「(イベント開催は)4月29日に楽しいことをするだけでなく、そこで集まった人たちがこの街に住んだり店を始めたりして、それを日常に落とし込むのが目的。クラウドファンディングで資金を集めて組織にしていきたい」と意気込む。