階段垂直マラソン「バーティカルランニング ジャパンサーキット・大阪大会」が11月6日、日本一高いビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)で開かれた。
「バーティカルランニング ジャパンサーキット・大阪大会」出走のエリートランナー、ゲストランナー
バーティカルランニングは、超高層ビルやタワーなどの非常階段を駆け上がり、到達タイムを競う競技。ソウル、ドバイ、ロンドン、ニューヨーク、パリ、ホーチミン、北京、上海などの超高層建築物でも開催されている。ジャパンサーキットは今年、中部電力MIRAI TOWER(愛知県)、東京スカイツリー(東京都)でも開催され、今回の大阪大会がシリーズ最終戦。
大阪大会は同ビルの1階から60階までの階段をコースに実施。最年少の6歳(小学1年生)から最高齢の78歳まで計約1000人(エリートランナー30人含む)が出走した。多くのエリートランナーがゴール直後に倒れこむ様子が見られた。結果(タイム)は、エリート男子の1位に渡辺良治さん(8分17秒29)、エリート女子の1位の立石ゆう子さん(10分59秒11)が、それぞれ輝いた。
ゲストランナーとして、タレントの森脇健児さん、オリンピック男子マラソン2大会連続メダリストのエリック・ワイナイナさん、オリンピック男子飛込競技銅メダリストの寺内健さん、ランニングインフルエンサーの三津家貴也さん、志村美希さんが出場した。
階段垂直マラソン最多出場者タレントの森脇さん(13分20秒89)は「きつかったが、最後まで自分のペースを守った」と話し、「オリンピア(ワイナイナさん、寺内さん)に勝った」と笑顔を見せた。 階段垂直マラソン初出場のワイナイナさん(14分15秒60)は「マラソンよりきつかった。またリベンジしたい」と意気込みを見せた。