あべのハルカス(大阪市阿倍野区)で7月27日、子どもがさまざまな仕事を体験するイベントが始まった。主催は近鉄百貨店。
ハルカス内の百貨店、展望台、ホテル、美術館、コンビニエンスストアや近鉄 大阪阿部野橋駅、天王寺動物園、阿倍野消防署などの仕事を3歳から小学生までの子どもが体験する恒例イベントで、同日から始まったワークショップなどを展開する「あべの・こども博覧会」の一環。昨年と一昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止したことから、今回は3年ぶりの開催となった。今年は約250人の参加を予定する。参加者には給料として仮想マネー「アベノ」5アベノが支払われ、ワークショップなどの参加費として使うことができる。
この日、百貨店の案内係の仕事を体験した8歳の小山瑞稀さんは緊張した表情を見せながらも「楽しかった」と話した。
「あべの・こども博覧会」の開催時間は10時~19時(最終日は17時閉場)。8月2日まで。