あべのハルカス美術館(大阪市阿倍野区、あべのハルカス16階)の累計来館者数が5月12日、300万人に到達した。
同館は、あべのハルカスがグランドオープンした2014(平成26)年3月に開業し、43の展覧会を開催してきた。現在は「庵野秀明展」を6月19日まで開催している。今後の開催は、「出版120周年 ピーターラビット展」(7月2日~9月4日)、「楳図かずお大美術展」(9月17日~11月20日)、「アリス―へんてこりん、へんてこりんな世界―」(12月10日~3月5日)などを予定する。
12日には、300万人達成記念セレモニーを開き、300万人目の来館者となった吉田尚史さんに浅野秀剛館長とハルカス300(展望台)のキャラクター「あべのべあ」が記念品を贈った。
セレモニーのあいさつで、浅野館長は「あべのハルカス美術館に特別なコレクションはほとんどないだけに、いろいろな企画をその都度考えて展覧会を開催していかなければならない。新型コロナウイルスまん延で美術館もかなり大変な状況も追い込まれたが、皆さんの支援もあり、大きなダメージなく今日に至った」と話した。