スケートボード広場「タイガーラックスケートボードパーク長居」が4月23日、長居公園(大阪市東住吉区)にオープンした。
【動画】長居公園にスケートボード広場「タイガーラックスケートボードパーク長居」
スケートボード広場は、同園の指定管理事業者でヤンマーホールディングスのグループ会社「わくわくパーククリエイト」が取り組む公園リニューアルの一環。もともと同園のさまざまな場所でスケートボードを楽しむ人が多く、安全にスケートボードができる場所が欲しいとの要望があったことから開設したといい、地域住民やスケートボーダーの意見を聞き、必要な面積や周囲への騒音の影響も考慮し、自由広場東側のスペースを活用した。面積は約1600平方メートル。
スケートボード場には、周辺の安全確保のため管理用フェンスを設置。夜間対応として照明灯を設置するが、誰も施設を利用していないときはセンサーが反応して節電する。
施設名の「タイガーラックスケートボードパーク長居」は、公募していた命名権(ネーミングライツ)をスチールラックメーカー「タイガーラック」(東大阪市)が取得して名付けた。期間は3年間。
23日にはセレモニーが開かれ、開設に協力したスケートボーダーは「いろいろ考えて作り上げた。初心者にも入りやすいように何もないフラット面を広く確保した。せっかくできたスケートパークなので、ルールをきっちり守ってほしい。守れていないためにルールの締め付けが厳しくなっていくのは避けたい」と参加者に協力を呼びかけた。
24時間利用可(5月8日までは9時~21時)。大阪府青少年健全育成条例に基づき、16歳未満は20時~翌4時、16歳以上18歳未満は23時~翌4時の利用は不可。施設利用には会員登録(1年更新)と登録料(500円)が必要。