和歌山県紀の川市特産「キウイフルーツ」を動物にプレゼントするイベントがホワイトデーの3月14日、天王寺動物園(大阪市天王寺区)で開かれた。
同イベントは、紀の川市がニュージーランドの国鳥でキウイフルーツの名前の由来になっている「キーウィ」が同園で国内唯一飼育されていることから企画した。和歌山県のキウイフルーツの生産量は全国3位で現在、出荷のピークを迎えているという。
当日は、紀の川市が市場に出回らない流通の過程で出た規格外品のキウイフルーツを同園に贈り、サルやチンパンジーに与えた。贈呈式にはキウイフルーツのキャラクター「ぷるぷる娘」、同市の子ども3人も参加した。
紀の川市の坂東由佳子さんは「キーウィにキウイと駄じゃれで思いついたのがきっかけ。規格外品のキウイフルーツどうするかの話もあり、動物に食べてもらうことで捨てなくてもよいというのを知れ渡ればと企画した」と話す。