長居公園(大阪市東住吉区)が今夏まで、さまざまな施設を順次オープンするリニューアルを行う。同園の指定管理事業者でヤンマーホールディングスのグループ会社わくわくパーククリエイトが2月28日、詳細を発表した。
同社は「長居公園パークマネジメントプロジェクト」と題し、「食・スポーツ・アート・学び」を軸として、既存施設を有効活用したイベント開催やにぎわいの創出により、都市公園の価値向上を図り、セレッソ大阪や地域社会と連携し、子どもから大人まで世代を超えて楽しめる新しいスタイルのパークマネジメントに取り組むという。
新たにヤンマー直営レストラン、自家焙煎(ばいせん)コーヒーを提供するカフェ、地元や全国の野菜をライブキッチンで調理・提供するマルシェ、スケートボード広場(4月下旬に先行開業予定)、公園内の立木を生かして自然を体験できるアスレチック、フットサルコートなどを設ける。
現在改装工事で休園中の「長居植物園」は4月1日に先行リニューアルオープンする。夏ごろには「夜の部」として、チームラボによる長居植物園の自然を生かしたさまざまな光のアート群を植物園内に常設する。