大阪市立美術館(天王寺区茶臼山町、TEL 06-6771-4874)で4月12日、「没後150年 歌川国芳展」が始まった。
没後150年を記念して行われる同展。作品はイタリアで発見されて初公開される「きん魚づくし ぼんぼん」、猫のことわざを題材にした「たとゑ尽の内」(三枚組は一点ずつ所蔵されているが、完全にそろった状態で初公開)など、代表的な作品、これまで未紹介の作品、新発見の商品を含む400点超を展示。ジャンルは武者絵、役者絵、美人画、風景画、戯画、時事報道画、子ども絵と幅広い。
歌川国芳は江戸末期の浮世絵師で、国際的に高い評価を受けている。2009年にロンドン、2010年にはニューヨークで「KUNIYOSHI」展が開催された。
開催期間は5月8日までの前期と、5月10日~6月5日の後期に分かれ、展示替えがある。
開館時間は9時30分~17時。月曜休館(5月2日は開館)。入場料は、一般=1,300円、高大生=900円、中学生以下無料。