セレッソ大阪と吉本興業が7月2日、「エンタメパートナーシップ契約」を締結した。ヨドコウ桜スタジアム(大阪市東住吉区)で同日、記者会見を行った。
大阪を拠点として活動する2社が協業することで、新たなシナジーを生み出し、2025年大阪・関西万博、2030年SDGsのゴールに向け、さまざまな展開を行うことで相乗作用を図るという。
今回の第1弾として、吉本興業のお笑い芸人11人で構成する「セレッソ応援隊」を結成。メンバーは、名誉監督を務めるトミーズ・雅さんのほか、マルセイユ、さや香、エルフ、ダブルヒガシ・東さん、アングリーメン・林さん、ネイビーズアフロ(会見には不参加)。
会見では、雅さんが「セレッソのファンになって12年。家にたくさん選手を呼んだこともある。阪神タイガースと2大巨頭で、セレッソも盛り上がるように私の力を届けたい」とあいさつ。ファンになったのは「セレッソの人とご飯を食べたのが理由。サッカーは好きじゃないと言ってきたが、来たらめちゃくちゃおもしろくて、これは生で見たら面白い。それからセレッソにはまった」と明かした。
エルフの荒川さんは「私はサッカー全然知らなくて、でもそういう人も多いと思う。SNSを駆使して私みたいな人にユニフォームがかわいいとか伝えたりして、ギャルたちをスタジアムに集めたい」と意気込む。
セレッソ大阪の森島寛晃社長は「試合はあくまで選手がワクワク感を提供するものだが、それ以外を吉本さんとやることで、いろんな楽しみ方ができる。サッカーの魅力を違う形で伝えていくと、いろんな人がセレッソを好きになってくれるのでは」と期待を寄せる。