台湾発のライフスタイルショップ「神農生活」の日本1号店が4月9日、あべのハルカス近鉄本店(大阪市阿倍野区)タワー館10階にオープンする。
【動画】あべのハルカスに台湾発ライフスタイルショップ 「神農生活」
「神農生活」は、ニューヨーク発祥の「食に関するセレクトショップ」に強くインスピレーションを受け、料理を食べることや作ることが好きな人のために「夢のような食材が集まる場所を提供したい」と立ち上げられたブランド。台湾では現在、花博店(台北、2013年開業)と南西店(台北 中山駅前、2018年開業)の2店舗を展開している。
日本初出店となる同店は、近鉄百貨店がフランチャイズ形態で運営。雑貨やグロッサリーなど約960アイテムを販売し、Tシャツやトートバッグなど近鉄本店限定の商品も用意する。
併せて、台湾の家庭料理を楽しめる定食などを用意するレストラン「食習」、今回の日本初出店に合わせて新たに立ち上げられたティーサロンを併設する台湾茶セレクトショップ「Oolong Market 茶市場」も出店する。3店の合計面積は約825平方メートル。
近鉄百貨店の村中勝彦さんは「(出店は)台湾で弊社の社長が『神農生活』が見て、昭和レトロな空間と珍しい商品が集まっているのが気に入って、日本でやりたいと思ったのがきっかけ。フランチャイズでできないと持ち掛けて合意に達した」と明かし、「まずはこの1号店をきっちり作り上げることが前提だが、この規模にこだわらず、いろんなバリエーションを持って店舗展開していきたい。卸事業や、国内でのフランチャイザーになる3つのスキームを考えている」とも。
営業時間は10時~20時。