OSK日本歌劇団の公演「愛と死のローマ ~シーザーとクレオパトラ~」が12月10日~13日、近鉄アート館(大阪市阿倍野区、あべのハルカス近鉄本店ウイング館8階)で上演される。
OSK日本歌劇団の公演「愛と死のローマ ~シーザーとクレオパトラ~」
ローマの栄光の時代を築いた英雄ユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)と、王宮から追放の身となった絶世の美女クレオパトラが出会い、非情な運命に翻弄(ほんろう)されていく様を描いたミュージカル作品。ローマとエジプトそれぞれで進行するストーリーが交わり、カエサルとクレオパトラが密会を果たすシーンや、来場客がローマ市民の一員として劇中に参加する演出も組み込まれる。主演は、同劇次期トップスターの楊琳さんが務める。
同公演は2月27日~3月2日に上演する予定だったが、2月29日からは新型コロナウイルス感染症の影響で中止した。
楊琳さんは「OSK日本歌劇団は、新型コロナウイルス感染拡大状況を受け、春から夏にかけて公演活動を縮小しておりましたが、10月にようやく有観客での公演を再開することができました。日々医療現場の最前線で対応にあたっている医療従事者のみなさまに感謝を申し上げるとともに、私達も文化の力を信じて舞台を通して多くの方を元気づけることができればと思います。お客様がいらっしゃる前で舞台に立てる喜びを噛みしめて、全力で務めさせていただきます」と、意気込みを語った。
開演時間は、12月10日=14時30分・18時30分、11日~13日=12時・16時。前売り観劇料(当日価格は前売り価格に500円加算)は、SS席=8,000円、S席=6,500円、A席(自由席)=4,500円ほか。