天王寺公園エントランスエリア「てんしば」(大阪市天王寺区)が10月1日に5周年を迎え、記念セレモニーが開かれた。
天王寺公園エントランスエリア「てんしば」にウッドチップの小路「てんしば花小路」開設
2015(平成27)年10月にリニューアルオープンした「てんしば」は、大阪市との協定で近鉄不動産が管理運営。約7000平方メートルの芝生広場を設けたほか、カフェ、子どもの遊び場、フットサルコートなどが出店し、入園料が有料だった同エリアを無料化にした。2019年度の来園者数は過去最多の約502万8000人を記録するなど、多くの人が訪れている。昨年11月には、てんしばゲートエリア「てんしばi:na(イーナ)」がオープンした。今回の5周年を記念し、芝生広場にウッドチップの道と両側に季節の花を配置した長さ約180メートルの「てんしば花小路」を新たに設けた。
記念セレモニーで近鉄不動産の中井康隆執行役員は「今年はコロナの影響でイベントなどは控えるような状況が続いているが、イベントの規制緩和を機に安全対策を十分にしながら、皆さんに楽しんでいただける取り組みをやっていきたい」とあいさつした。