天王寺公園(大阪市天王寺区)に11月22日、新エリア「てんしばi:na(イーナ)」がオープンする。
「てんしばイーナ」開設は、近鉄不動産と大阪市が共同で取り組む「天王寺動物園ゲートエリア魅力向上事業」の一環。面積は約5000平方メートル。場所は天王寺動物園てんしばゲート横で、天王寺動物園の退園口となる。
店舗(業種)は、「ZOOQLE(ズークル)」(天王寺動物園グッズショップ)、「天王寺MOONdSON(ムーンソン)」(動物の絵本と出会えるカフェ)、「PANZA(パンザ)てんしばイーナ」(アクティビティ)、「THE BBQ GARDEN in てんしばイーナ」(バーベキュー)、「軽井沢フラットブレッズ てんしばイーナ店」(グルメサンドイッチとカフェの店)、「CRISP&LUCE(クリスプアンドルーチェ)」(パイビュッフェレストラン)、「GARDENER'S TENNOUJI てんしばイーナ店」(ギフト&カフェ)。
「PANZAてんしばイーナ」は、屋外型のアスレチック「sorarun!」と屋内のボルダリング「noborun!」の施設。「sorarun!」は高さ最大8メートルのアドベンチャーコースと小さな子どもでも遊べるプレイフルコースを設定した。利用料は、sorarun!(アスレチック/屋外)アドベンチャーコース=3,000円・プレイフルコース=1,500円、noborun!(ボルダリング/屋内)=2,000円。
近鉄不動産は、同エリアと隣接する天王寺公園エンエントランスエリア「てんしば」を2015(平成27)年から管理運営している。「天王寺動物園ゲートエリア魅力向上事業」では、今年4月から天王寺動物園内エリアでコンテナショップ(飲食・物販)や動物飼料販売、ベビーカー貸出などの園内サービス事業も行っている。
天王寺動物園の牧慎一郎園長は「人のにぎわいができることで動物園にも貢献してくれる。退園口は天王寺動物園グッズショップで、おもしろいオリジナルグッズも作ってきたので動物園の思い出につないでいただけたら」と期待を寄せる。「てんしばイーナは動物園の外になるが、再入園できるので、ここで食事してから戻って来てもらえたら」とも。
営業時間は店舗により異なる。