展覧会「ラファエル前派の軌跡展 ターナー、ラスキンからロセッティ、バーン=ジョーンズ、モリスまで」が10月5日、あべのハルカス美術館(大阪市阿倍野区、あべのハルカス16階)で始まった。
19世紀にイギリスの画学生らを中心に結成された「ラファエル前派」。彼らは美術学校で採られていた、イタリア・ルネサンスの巨匠ラファエロ(英語名はラファエル)にならうべしという方針に不満を持ち、ラファエロより前の時代の表現を目指した。同展は、ロセッティ、ミレイ、バーン=ジョーンズ、モリスらの絵画を中心に書籍、家具、ステンドグラス、タペストリーなど計約150点を紹介する。
会場は、第1章「ラスキンとターナー」、第2章「ラファエル前派」、第3章「ラファエル前派」、第4章「バーン=ジョーンズ」、第5章「ウィリアム・モリスと装飾芸術」で構成。第2章のみ、一部の作品(約20点)は撮影可能となる。
開館時間は10時~20時(月曜・土曜・日曜・祝日は18時閉館)。観覧料は、一般=1,500円、大高生=1,100円、中小生=500円。10月7日・21日・28日は休館。12月15日まで。