大阪市立自然史博物館(大阪市東住吉区、長居公園内)で開催中の特別展「昆虫」の来場者数が8月29日、10万人を突破した。
7月13日に開幕した同展は、ニホンミツバチ、オオクワガタ、オオムラサキ、ミンミンゼミの各約2メートルの巨大模型のほか、数万点に及ぶ昆虫標本を展示。昆虫採集の方法や標本の作り方を紹介するコーナーなども展開する。
10万人目の来場者となったのは西宮市から来た大場輝君(9)で、川端清司館長から記念品が贈られた。母親の大場優子さんは「宿題が全部終わったので来た。(輝君が10万人目の来場者となって)びっくりした。親子そろって昆虫が好きなので、昆虫愛が伝わったのかな」とほほ笑む。
川端館長は「たくさんの人が訪れてうれしい。大阪の子どもたちの夏休みが終わって少しすいてきたので、じっくり見やすくなっている」と来場を呼び掛ける。
開催時間は9時30分~17時。9月2日・9日・17日・24日は休館。入場料は、大人=1,400円、高大生=800円、中学生以下無料。9月29日まで。