あべのハルカス美術館(大阪市阿倍野区、あべのハルカス16階)で現在開催している展覧会「驚異の超絶技巧!明治工芸から現代アートへ」の来館者数が3月13日、3万人を達成した。
1月26日に始まった同展は、明治時代の工芸作品から現代アートまで超絶技巧の作品約140点を紹介する。安藤緑山の「パイナップル、バナナ」「胡瓜」「トマト」など、本物と見間違うような野菜、果物、動物、昆虫などを模した作品も登場する。
当日は記念セレモニーが開かれ、浅野秀剛館長から3万人目の来館者となった千賀希さんに図録などの記念品が贈られた。高校で美術を教えているという千賀さんは「この展覧会とフェルメール展が目当てで岐阜から来た」と話していた。
開館時間は10時~20時(月曜・土曜・日曜・祝日は18時まで)。観覧料は、一般=1,300円、大学・高校生=900円、中学・小学生=500円。3月18日は休館。4月14日まで。