大阪市立美術館(大阪市天王寺区)で開催中の特別展「フェルメール展」の来館者数が3月7日、10万人を達成した。
2月16日に開幕した同展。現存する作品が35点といわれ、その希少性と神秘的な魅力から世界屈指の人気を誇る17世紀のオランダ絵画の黄金期を代表する画家ヨハネス・フェルメール(1632-1675年)の展覧会で、日本初公開となる「取り持ち女」や、「恋文」「マルタとマリアの家のキリスト」「リュートを調弦する女」「手紙を書く女」「手紙を書く婦人と召使い」の計6点を紹介するほか、同時代の画家の作品も展示する。
当日は10万人セレモニーが開かれ、10万人目の来館者となった光成穂果さんと笹本永久さんに篠雅廣館長から同展の図録やグッズが贈られた。
開館時間は9時30分~17時。入館料は、一般=1,800円、高校生・大学生=1,500円、中学生以下、障害手帳提示は無料。3月11日・18日は休館。5月12日まで。