天王寺公園(大阪市天王寺区)エントランスエリア「てんしば」で5月12日、アカペラの祭典「第21回関西アカペラジャンボリー(KAJa!2018)」が開かれた。
1998年に始まった「KAJa!」は、学生が主体となって運営するアカペライベント。近鉄不動産・東急不動産・JR西日本によるWelcomingアベノ・天王寺キャンペーン事務局が、同エリアをアカペラの聖地しようと2013年度からアカペライベントを継続的に開催し、2016年から「KAJa!」を誘致している。
天候に恵まれた当日は、150組以上の応募から選ばれたグループなどアマチュアアーティスト16組のほか、4組のプロアーティストが出演。3部で延べ約6800人が来場して盛り上がった。
ゲストアーティストの相川七瀬さんは「Permanent Fish」とコラボレーションして「恋心」「Sweet Emotion」「夢見る少女じゃいられない」を歌った。「天王寺公園が新しくなってびっくり。地元が鶴橋なので」と話していた。
川岸耕大実行委員長は「1年間全力でやってきたことが無事に終わってほっとしている。お客さんが温かかった。相川さんが出演したので、たくさんの方にアカペラの良さを知っていただいた」と振り返り、「アカペラー(アカペラ好きの人)だけでなく、一般の方にもアカペラはいいねと思われるイベントになれば」と期待を寄せる。