大阪メトロ・昭和町駅周辺で昭和の日の4月29日、昭和をテーマにした恒例イベント「どっぷり、昭和町。」が開かれる。
同駅近くの登録有形文化財「寺西家阿倍野長屋」を中心に地元の人たちが主体となって始めたイベントで今年が13回目。数年前から、会場が公園や商店街などにも広がった。運営は実行委員のほか、ボランティアメンバーが支える。
主なプログラムは、桃ヶ池公園で木村充揮さん(憂歌団)らによるフリーライブ、阪南中公園で紙芝居や子ども向けの遊びを展開する「昭和の遊び広場」、文の里商店街で1980年代をイメージした装飾や店先ライブ、寺西家阿倍野長屋で長屋ライブなどを予定する。
実行委員長の平川隆啓さんは「キーワードは街の大きな文化祭。桃ヶ池公園のトリは今年も木村さんで、地元ゆかりのいろいろなミュージシャンが来てくれる」と話し、「今年は街のファンクラブ『あいらぶ、昭和町。』も作った。昭和町、阿倍野を楽しむムーブメントにしたい」と意気込む。
スケジュールはホームページに公開する。